"真瑠俺のお嫁さんになって"


"うん!!"




あの別れの日約束した気持ち

あれはホントにそう思ったんだよ。



あの時は無理だったけど


今は違う。


真瑠を幸せに出来る位


大人になった。


だから…


今すぐになんて言わない


真瑠の心の中に不安があるなら


一緒に横で支える


2人で解決して


乗り越えて


いつか真瑠が良いって思ってくれる時


その時が来たら


その時は…




俺はブランコに座った真瑠の前にしゃがみ、真瑠の手を握る。





「青野真瑠さん。
俺と結婚して下さい。」





俺の言葉に真瑠は目を丸くして、嬉しい様な困った様な表情をしている。



「モチロン今すぐじゃなくて良いんだ。
真瑠が俺を認めてくれた時でいい。
不安の無くなった時でいい。
俺は何時までも真瑠が好きだから。
今までもこれからも
ずっとずっと…。

一緒に居れなかった時間を
今から、イチから積み重ねて行きたいんだ。

少しづつゆっくり。

だから今は

俺と付き合って下さい…。」