ママ…私もパパもママが大好き。



ママ?大好きなママがもぅ居ないなんて…



笑ってくれないなんて



抱き締めて貰えないなんて



そんなの信じられないよ。



何でこんなに早くお別れしなきゃいけないの?



私、まだママに何もしてあげられて無かったよ。



ゴメンねママ…



ママ



大好きだよ



ママが居ないと



悲しいよ…





だんだんと冷たくなっていくママの手。



私の頬に寄せて、涙が枯れる程泣いて泣いて



どの位泣いていたか分からない。



暫くして


ポンとパパが私の頭を撫でた。



パパの瞼



見た事が無い程腫れていた。


「これからも宜しくな…真瑠。
パパ、ママみたいに出来ないかも知れないけど、頑張ってみるから…。」



パパはママを見つめて、誓う様に言った。



「うん…。
私も頑張る。」



しっかりと生きていける様に



強くなるよ。



私も、ママに誓うから。



見ててね



ママ。