「ほんと、手のかかるあたし様がいると大変ですよー。」 「うっ。」 私が悪いから言い返せない…。 「でもまぁ、それがアンタのいいとこでもあるんだからね!!」 るるしゃん… 「うん!!」 そんな会話をしてるうちに体育館が騒がしくなった。 「私、先にステージ上がって静めてくるね。」 そんな縷縷に小さな声で呟いた。 「ありがとう。」