とくに身寄りもなかった
あるのは目の前にある
両親が残してくれた
財産だけだった…





それから
また
一週間
また
一週間と過ぎていった。




そんなある日
瑞祈は両親の遺品を整理していた
ちなみに 父親の部屋で
父親の部屋にはたくさんの書物があった
読書が好きなのであった




すると
瑞祈は日記のようなものを発見した
思わず読んでみることにした
ページをめくっていたトキに





写真のようなものを発見した




10才ぐらいの男の子の写真だった…。
写真の裏には
息子・広・HAPPY BIRTHDAY!
と書かれていた。




「何?息子?広?」




そして写真と一緒に手紙のようなものもはさまれていた。





「手紙」




ちょっとびっくりした
手紙の封を開けてみた
手紙の内容は




「ご迷惑だとわかっております。息子をお願いします。」




「どうゆうこと?私には、兄がいるの。」




瑞祈は日記を手に持って
居間に戻った