無言の二人。 沈黙を破ったのは義人。 「こんな時間にごめん…。」 そっぽ向いて呟いた。 「ううん…。」 ごめんだなんて義人の口から聞いた事なくて。 走って帰ってきたのを申し訳なく思った。 「あの…。」 「なに?」 目を合わそうとしない義人をジッと見詰めるあたし。 「あいつとは…お前が心配する様な関係じゃないから…。」 「そっ、そう…。」 「それだけ言いたかった。」 「う、ん…。」 心配しなくても、いいんだ。