「俺、今日部活ないんだ。」 そう言うと腕を離した。 「あっそう…。」 イライラしていたけど、義人を目の前にやっぱり高本さんが引っ掛かり弱気になってしまう。 「帰んぞ!」 そう言って歩き出した義人の背中を見ながら、立ち止まってしまう。 「あたしに…隠し事あるんじゃない?」 呟いたあたし。 無意識に口から出ていた言葉に自分でもビックリした。 「訳わかんねぇ…。」 冷たい義人の返事。 こんなの…、 苦しすぎるよ。 手紙、もらったんでしょ?あたし知ってんだから…。