「泣くなよ!」 ウザそうな声。 せっかくおしゃれして来たつもりなのに。 そんな言葉を義人の口から聞くとは、思っていなくて。 「ヒック……。」 あたしの涙は止まる事なく、余計に溢れ出して来た。 「スカート短いんだよ…。」 義人の小さな呟きを聞き逃しはしなかった。 俯いていたあたしは義人を見上げた。 そっぽ向いて頭を掻いて、なぜか少し顔を赤くさせていた。 「え…?短いかな?」 「短いに決まってるだろ!」 あたしのワンピースを指差す。