どこに連れて行ってくれるのかな? 服はどんなのがいいかな? なんて、ルンルン気分でスキップしながら教室に戻る。 授業中も頭の中は明日のデートの事でいっぱい♪ 先生の話なんてそっちのけ~、って感じ一日があっという間だった。 授業終了のチャイムが鳴るとすぐに帰る支度をする。 だって早く帰って洋服を選びたいんだもん。 しかし…。 「俺、部活!いつものベンチで待ってろ。」 隣りからいきなり聞こえた低い声。 “帰ろうとしてんじゃねぇ” みたいに気怠い態度の義人を見てドキリとビビる。