「お母さんはなんて?」 「承諾しています。」 あたしの進路指導は終わり、教室を出た。 「多栄!ホントなの?」 皆があたしを囲む。 「ホントだよ。」 皆はザワザワしたけど、加賀君は一人で遠くを見ていた。 梨香は大学。 加賀君は野球の道。 義人は就職。 そしてあたしは、お嫁さん。