―次の日― 昨日一晩中考えたの。 眠らずに考えたんだ。 ベッドの上でぼーっと天井を見詰めいると、自然に義人クンの事を考えていた。 ガラっ。 勢いよく開いたドアに驚き、我に戻ったあたしは入って来た人を見た。 ドクン…。 高鳴る心臓。 そこに居たのは、義人クン。 あたしの直ぐ側に来て、 「気分はどう?」 優しい笑顔が、胸を締め付ける。 「う、うん…。」 この一言が精一杯の返事。 黙って椅子に座る義人クンを見て、ゴクリと息を飲んだ。