俺が病室に居るとそこへ梨香がやって来た。 「多栄。どう?」 「まだ目開けない。」 それ以降、黙って多栄を見守る俺と梨香。 多栄の目がピクピクしている…。 「多栄?」 梨香が呼び掛けると、多栄はゆっくりと目を開けた。 「多栄?」 「あなた達…、誰?」 冗談はやめろよ? 多栄は、記憶喪失になっていた。