☆わがまま彼氏☆ ~あたしの記憶を取り戻して~




こんなもんじゃ済まないって、これ以上何されるのよ?


しかも学校だし?

授業中に隠れて二人でこんな所で?

キス以上の事なんて無理なんですけど???



戻ろうと言ったあたしの言葉は無視され…











あたしの正面に立ち、腰をグイッと両手でキツく抱き締めて、自分の方へと引き寄せられる。



「ちょっと…」


「文句あんのかよ?」



見上げた先にはあたしを見下ろす義人の綺麗な顔。



いつも偉そうだけど…、この顔には弱いのよね。


なんてーの?
ドキンってしちゃうのよね!