ぜりー えっぐ ―スマイル リズム―

生きてなかった!?
一生の自分仕事を終えていた!?
ゴミ!?と判断された物、廃材がここの場所には、あった。
分別された!? 山々が山脈を造っていた。

夕方から夜になると暗闇が辺りを不気味に変え、人々を遠ざけた。 恐怖王の出勤時間。
しかし、グレイゾーンでは、集会が行われ掛かっていた。

〇〇さん、お入りなさい。 壊れた携帯やビデアテープ、DVDのおチビちゃん達が木のつるで楽しく縄跳びをしていた。
入れ替わり、飛んで遊ぶ。

大人の廃材も童心に帰ったかのように運動会やレクレーションをし始めた。
障害物リレーや棒倒しや綱引きなどをして笑顔や笑い声を出して楽しく騒ぎ始めた。
応援をしたり、転けたり、擦りむいたりといった行動も中には、観られた。

 アルコールや潤滑油を入れ、気持ち良くなって、知らない物同士でも会話をし、肩を組み、仲良くなった。
バカ話や約束事をした。
腕相撲や口ゲンカや小競り合いもあったが、いずれにせよストレス発散には、もってこいだった。

気の合わない奴でも、気に入らない奴でも、何回か喧嘩したり、お互いにケガをおったりしたら、やはり、心が幾分か解り合えるように成った。

互いの存在を認め合って、 分かち合った。
時間は、掛かったかも知れないが、仲間に成った。 痛みが判る悪友に成った。
今では、言いたく無いが 親友である。
友達が増えた。
夜が開けるにつき、仲間や魂は、散って行った。
また会う約束をして。