らぶ☆すとーりー 3

~海side~



俺は、戸田さんにキスをした。



ずっとキスをしていたかった。



離してと言っても・・・離す気は無かった。



しかし、俺の目には・・・



首筋にある赤い跡・・・キスマークを見付けてしまったんだ。



昨日あれから、兄さんとずっと一緒だった・・・?



俺は兄さんに見られている様だった。



この小さな赤い跡が・・・兄さんの睨んでいる目の様だった・・・。



「もしかして、兄さんとずっと一緒にいたの?」



それに答えてくれるのは、



戸田さんではなく、



息を切らせた隼人兄さんだったんだ・・・。



そして、兄さんと俺は殴りあいになった。



「俺の綾乃に何をした!」



「泣かせてばかりいるのは兄さんだろ!」



そして、最後に兄さんは俺の聞きたく無い言葉を言ったんだ。



「綾乃にも俺しかいないんだよっ!」



そうなんだ・・・わかってた。



戸田さんの目には隼人兄さんしか映っていないって事を。



俺は戸田さんを見た。



涙を浮かべて俺を見ていた。



俺の負けだよ・・・兄さん。



けど、また綾乃さんを泣かせたら・・・



次は知らないからね?



~海side終わり~