おれの恋



大「空の顔…引きつってたで?笑」


貴「えっ?俺、そんなにウザかった!?」


大「悪いけど…ちょっと引いた(笑)」


顔は笑ってるのに…辛口な大和。



貴「以後、気をつけます(泣)」



(ほんまかよ!?)



『てかさー、貴史ってほんまに空が好きなん?』

俺が、そう聞くと

今まで脳天気な顔をしてたのに

真顔になった…



「好き…。ずっと前から好きやったけど、空ちゃん…色々あったやろ?やから…こうやって、おちゃらけたフリしてた」


色々…きっと、健也さんの事やな…



大「貴史……。」


今まで気付かなかった

新しい貴史が見えた気がした…。



『お前でも、真面目な時あるんやな〜』


貴「俺だって、小さい時から一緒にいて…頑張って乗り越え様としてる空ちゃん見て来たんだよ…」


そう言った貴史に、思わず…

『俺の方が、もっと近くで見て来たんだよ!』

って、言いそうになった。



大「空、頑張ったよな。あの頃の空…思い出したら切なくなるわ。」



好きとか、嫌いとか

そんなこと関係なしに

自分の姉ちゃんが《頑張った》って

褒められてるのを聞いたら

普通に嬉しい。



『てかさー、そろそろ戻ってくんじゃね?この雰囲気、良くない!!』




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