おれの恋



『良かった〜まじで焦った!』


「ちょっと!!アタシのこと何だと思ってんのよ!?」


大きな声を出す空に

周りの視線を感じる…



『ゴメンゴメン(笑)てか、帰る?』


「アタシ、腹減った〜!」


そう言いながら、オーバーにお腹をさすっている


『女の子が、腹って(笑)何か食べに行く?』


「ゴチになります♪」



いやいや…奢るなんて一言も言ってないけど(笑)

まぁ、いっか!



『何、食べた…「居酒屋がいい!!」


『最後まで言わせろや!笑』


「まあまあ、細かいこと気にしやんと!行こ行こ♪」

そう言って、スタスタと先を歩いて行く




俺、ほんまに優しい弟やと思う…

とか、自分って言ってみたり(笑)



「早く〜!置いてくよ〜」

振り返って、俺を急かす。



『はいはい〜(笑)』



向かった先は、直ぐ側の誰もが知ってる

某居酒屋。






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