「空のが、お姉ちゃんでしょ?だからよ」

この状況で…姉ちゃんとか関係あるんか…?



空「何でもいいけどさ〜、シャワー浴びて来ていい?」



何でもいいって!!

まるで、第三者みたいな台詞(笑)



母「まだ終わってないでしょ!!」


空「いーっつも長いねん!!姉弟、仲良くて何がアカンのや?毎回毎回しつこいで?」



俺って…何で、こう言う時は
中腰なんやろ…。


いっつも、嫌な役は空に押し付けて
俺は見て見ぬフリをする…



情けなー…。




母「あんたも、毎回同じこと言わすんじゃないわよ!!」



空「ほな、何も言うなや。」

そう言うと、立ち上がり
リビングを出て行った。




母「ほんまに困った子やわ」


『オカンも、言い方悪いで』


母「あら、お姉ちゃんの味方?」



味方とか、そう言う話なん?



『うざ…ボソッ』


思わず、口から本音が出る…



母「何か言った?」


『うぅん。部屋戻るわ』




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