おれの恋



少ししたら、落ち着いて来たのか

大人しくなる空。



「今日の子、彼女〜?可愛いらしい子やったな〜」


『違うし!!友達。』



隣に座ると、寄りかかって来た…



「飲み過ぎて、気持ち悪〜い!」


『トイレ行く!?』


首を横に振り「大丈夫♪」って。




『空が酔うなんて珍しいね?』


「そりゃ〜アタシだって、超人ちゃうんやから酔ったりするっちゅーの!笑」



間違いないけどさ…笑



何かあったのかな?

聞きたいのに…聞いたらいけない気もする…。



『空〜?』


「はぁい!?」


俺に持たれかかってた体を起こし
こっちを向く空



『今日言ってた、行きたい所って何処やったん?一緒に行けなくてゴメンな…』


「いいで!いきなり行ったアタシが悪いんだし(笑)てか、来週さ〜誕生日やろ?空(あ)けといてね♪」


せやった!来週、誕生日や!!

まぁ、女ちゃうから喜んだりしないけど(笑)



『何々〜?祝ってくれんの?』


「調子に乗んなよ♪笑」


『はい…すんません(笑)』



ちょっと期待してもうた…

期待したらアカンって言い聞かせて来たのにさー…




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