おれの恋



色々、話して行く内に
徐々に口数が増えて来た沙耶。


年は、俺と同じで
俺の行ってる大学の、直ぐ側の短大生らしい。



「光君、彼女いるの…?」


『ん?いないけど。沙耶ちゃんは?』


いないから、こう言う所にいるんやけどな…笑



「そうなんや!!良かった。」


『なにが?』


「あ…その…かっこいいから、彼女いるのかなって…。」



かっこいいって…

まぁ、貴史に言われるよりは嬉しいけど(笑)





しばらくしたら、女の子たちがトイレに行き
男だけになった、この空間…


もちろん、話す事なんて《俺、○○がいい〜》
とか、そんな話。



「光〜誰か良い子おった〜?」

向かい側にいる貴史が聞いてくる。


良い子って…2人しか話てないし…



『別におらんかな〜。貴史は?マヤとか言う子?』



てか…そんな事より、早く帰りたいって言うのが
正直な気持ち…



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