おれの恋



『そ、そうなんや〜』


何て?てか、何でわざわざ貴史にメールするんや!?


気になる…



「気になる?笑」



鏡越しに、ニヤニヤ笑う貴史と目が合い

動揺してるのをバレたくなくて…よそ見をした。



『お前、だいぶウザいな(笑)』


「素直になりなよ〜(笑)てか、空ちゃん酷いし!」


『俺に言うなや!!てか、戻ろーぜ。』



野郎同士で長くトイレにいても

いい気しないし(笑)

変に思われるのも嫌やしな




「お前の心配メールじゃー!!!!」


『ん?なにが!?』


「空ちゃん!!はい、戻りましょう♪」


『姉ちゃんに心配される様じゃ、俺も終わりやな〜(笑)』



"姉ちゃんか…"





みんながいる所に戻ったけど

何も言わんと気を使ってくれた貴史…


席を変わってくれた。


チラッと貴史を見たらウィンクしてた(笑)




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