コンビニで弁当を買い、家のソファーに腰をかけ

いざ、食べ様とした…その時、








ピンポーン








チャイムが鳴る。





この音は、下のエントランスの音じゃなくて

玄関のチャイム音。





『誰やねん…。腹減ってんねん』





重い体を引きずる様に、玄関へ向かう…







『はーい?』



しーん…





声を上げる俺の呼び掛けは

ことごとくスルーされ…

何も言わない訪問者。







のぞき穴も見ないで

チェーンを外し、無防備に鍵まで開ける俺…





ゆっくりと開かれたドアの先に

徐々に訪問者が姿を表す…








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