『なあ!何処行くん!?』
「ホテル!!」
『えぇ!?ちょ、どうしたんだよ?』
何の躊躇いもなく、道端で平気でホテルなんて言う空にもビックリしたけど…
何で、いきなりホテル!?
「嫌なら…手振りほどいてよ!!」
そんな事…出来る訳ない。
空の手を振りほどくなんて…出来るはずないやろ…
ホテルの前につき、俺の手を離した空が…
「これが最後チャンス。嫌なら帰っていいよ。」って。
正直、悩んだ。めちゃくちゃ…悩んだ…。
俺の理性がブレーキをかける。
やけど、悩んでる暇なんて俺達にはない。って思ったら
何に悩んでるかすら分からなくなって
『はいろー…。』
そう言って空の手を取り、中に入った。
今度こそ…
誰の邪魔も、遠慮もなく思いっきり空を抱けるんやーー。
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