席に戻ってからも、飲み続ける大人達…
もはや、食事会じゃなくて
ただの飲み会状態…。笑
早く帰りたいけど、この状況で…そんなこと言われへんし…
何て言い出そうか考えていると、空が口を開いた。
「あの…ちょっと酔っちゃったみたいなんで、先に失礼します…」
そう言った空の顔は、全然酔ってなさそうやけど
便乗する事にした。
『あ、僕も…明日早いんで、そろそろ失礼します。』
これで、やっと帰れるって思っていたら…
「あんた達!!2人で帰るなんてアカン!!」
って、いきなり怒鳴りだすオカン…
酔っ払ってるんやか…?
茜達がいても、お構いなしって空気。
海「お母さ〜ん!アタシ達も帰るし!」
そう言う、海の言葉を聞いて2人じゃないって分かると、嫌そうな顔をしながらも渋々頷いた…
空「それじゃあ、また明日。」
茜父「気をつけて帰って下さい!!」
最後に、茜に挨拶をして4人で外に出た。
空「あぁ〜疲れた。あのオッサン…やたら絡んで来るし!!はよ、帰って飲み直そう♪」
今まで、さんざん飲んでいたのに
まだ飲む気か…。
てか、海と雪が静かな事に気付き
ふと、見ると…2人で何やらコソコソしている。
海・雪「あっ!!」
.

