おれの恋



夜になり、何故か分からんけど

3人で川の字になって寝る事に…



ばあちゃん・空・俺の順に並んで横になる



部屋の電気が消えて、一番最初にばあちゃんの寝息が聞こえて来た



「ばあちゃん寝るの早いし(笑)」


真っ暗で顔まで見えないけど

声のトーンからして、元気そう。



『君も、さっき即寝やで?笑』


「いきなり記憶なくなった!笑」


『それ、やばいな〜』



昼間、さんざん昼寝したのに…また眠くなって来た…



「ねえねえ〜、明日何時に帰るん…?」


『んー…、何時でもいいで。』


「帰っちゃうんだよね…寂しいー…」


そう言った空の声が、ほんまに寂しそうで

俺まで寂しくなってきた…。



『やんな…』


「……………。」


『何してるん?笑』


モゾモゾと布団を辿り、俺の手を握って来た…



「今の内に触っとこうって思って(笑)」


『しゃーなしやで?』


空の腕を引っ張り、抱き寄せる








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