おれの恋




目の前には…スカートを履き替えてる、空の姿が…。



「空ちゃんのパンツ見ちゃった♪」


『貴史…殺されたいん?』


「嫌です。でも嬉しいやろ?」


『おう…。めちゃくちゃ嬉しい』



目を大きく見開き、口まで開いてる

間抜け面の空。


何が起こったのか分からなくて、立ち尽くしてると

空の顔が少しずつ曇って行き…涙を流す。



「ひーがーる゛ー」って、抱き付いて来た…



『おうおう〜どうしたぁ?泣かないの!』



とりあえず、お茶を頼み…落ち着くまで待つ…





『で、これは何?』




俺達と別れた後、片っ端から友達に連絡をした空。

だけど、全部玉砕したらしく…思いついたのが貴史で

貴史は、空にも俺にも内緒で会わせてくれたって事らしい。




ん…?

あれ…何かおかしくない?

何で貴史がそんな事するん?


まさか……



「俺の事は空気だと思って〜2人で存分にいちゃついてくれ♪」


そう言った後…「これが最後かもしれんしな…」って

言葉を付け加えた…。









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