「健也は、そんな事で怒らんから大丈夫。」
いきなり言われた、この言葉を聞いて
ビックリする俺…。
『え!?』
「んー?顔に、そう書いてあるよ?笑」
って、俺の鼻を人差し指でピーンと跳ねる空。
『誰でも、そう思うやろ!?いきなり訳分からん事しでかすから怖いっつーの!!』
「そんな堅苦しく考えなきゃ良いんやて♪」
いやいや…考えるやろ、普通。
何ちゅう脳天気さなんや。笑
やけど…
『分かった。大事にお預かりします!笑』
「良かった♪ほな、行きますか!」
立ち上がり、ズボンについた砂を払いのけ
駐車場まで戻った。
「帰り運転するから、車の鍵貸して〜!」
『えぇ?俺、まだ死にたくねえし…。笑』
頬を膨らませてスネる空に
車の鍵を渡した。
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