そんなこんなで、目的地まで着くのに
３時間と言う時間を要した…
「車、停めて〜歩こう♪」
『せやな！！』
一番、始めに目に止まった駐車場に車を入れ
海までの僅かな距離を歩いた。
「さすがに、この時期だと人いてないね。」
『うん。』
夏になると、海水浴する人で溢れ返るのに
今は１１月。
ちらほらとカップルがいる位で、静まり返ってる。
「あそこ座ろ〜！！」
そう言って近くの段差を指さし、そこに向かって歩き出す空
「…………。」
『…………。』
しーん…。
何も喋らない空に、不安なる…
チラッと、隣に座る空に目をやると
ジーッと海の方を見ていた。
『空…？』
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