おれの恋



俺、どんだけアホなんや…

散々、意気込んでたのに…寝過ごしたって…



しかも…こう言う時に限って、誰も起こしてくれない。




時刻は1時を回った所


さすがに、この時間に空の部屋に行くのは
非常識だよなー…


(明日の朝一でいいや…)



重い体を引きずる様に、二階に向かい階段を上がると



『あれ、まだ起きてるのかな…?』



ドアの隙間から、部屋の光が漏れている。




『ふぅ〜』


空の部屋の前に立ち、意味なく深呼吸をしてからノックをした



コンコン…



『起きてる〜?』


そう言って、返事を待たず中に入る




『えっ…………?』



目の前に広がった光景に言葉を失った……。






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