「図星」ってニヤニヤ笑いながら捨て台詞を残し
リビングを出て行った。
ほんまに、これっぽっちも可愛げがない!
(逆に俺の方が、海の将来が心配になる。笑)
そんな事を思ってる内にウトウトと睡魔が襲って来て
気付けば夢の中に落ちて行く…
――………
「光!起きなさい!」
聞き慣れた声がして、目を覚ますと
オカンが目の前に…
『ん…?ねむっ…』
「寝るなら、部屋行って寝なさい!もう電気消すわよ。」
『あーっ!!』
壁にかかった時計に目をやると……
12時過ぎてる……。
「いきなりデカい声だして、ビックリするじゃない!」
『すまん。』
.

