おれの恋



とりあえずカウンターの端の席に座り

大和と同じ物を頼む。


てか、カッコ悪くて大和に言えないんやけど…

お酒の名前…知らないんだよね。笑




「貴史おらんと静かでええな〜笑」


『アイツが知ったら、仲間外れにされた〜ってスネるで(笑)』


「まぁ〜たまには2人もええやろ!!笑」



目の前に置かれた酒を手に取る大和が

やけに大人びて見えた。




『あのさ〜聞きたい事あるんやけど〜』


「ん?何々!?俺に任せなさい!」



まだ、何も言ってないけど?

俺の周りって、せっかちな奴多い様な…


(てか、任せろって…逆に不安。)



やけど…もう他に聞く人おらんし…



『大和さ〜、瑞希の誕生日に何あげたりするん!?』


「え!?愛。」


ニヤニヤ笑いながら、自信満々げに言う大和…



『おもんないねん。笑』


「冗談冗談(笑)う〜ん…前あげたのはピアス。んで〜クリスマスに指輪!てか、まさか…彼女できたん!?」


ピアスか〜…


悪くないんやけど…普通…。






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