花恋-ヤクソク-

ピンポーン


ルイキ『あ~い?』


レイト「俺,れいと」


ガチャ


ルイキ『ま,どうぞ。』


レイト「遠慮なくお邪魔します。」


ルイキ『急になんだよ。なんかあった?もしかして~,振られちゃったとか?』


レイト「バカか?そんなんじゃねぇよ。」


ルイキ『じゃあなんだよ?』


レイト「お前さ…」


ルイキ『もったいぶんなよ!!』


レイト「お前…らいかの事好きか??」


ルイキ『れいとクン大丈夫ですか??好きだから付き合ってんでしょうが。』


レイト「うん。だよな。話はそれだけ。」


ルイキ『なんだよ。きもちわり。』


レイト「ひでぇな。お前らの幸せを願ってやってんのに。」


ルイキ『別にたのんでません~。』


レイト「じゃあ願うのやめるわ。」


ルイキ『是非是非そうしてください。』


レイト「はいはい。じゃあ用もなくなったし,帰ろ。」


ルイキ『おぅ!!またそんなちっぽけな用でも聞いてやるからこいよ。』


レイト「もう用ないわ!!」


ルイキ『はいは~い』


レイト「お邪魔しました。」



《レイト》
これで大丈夫だろ。
鈍感なるいきでもらいかが不安がってるって分かるだろ。


一件落着。