最初に亀村にあいさつしないとな
マナの手を引いてパーティー会場に入った。
「うわぁ〜」
マナにとっては久しぶりのパーティーだよな
「あいさつするぞ」
「わ、わかった…」
一番人に囲まれている真ん中に亀村が立っている。
「あら?春沢くんですわ!」
亀村を囲んでいる1人の女が俺に気がついた。
「久しぶりだね?」
俺はそうあいさつした。
人と人の間から亀村が見えた。
「亀村、おめでとう。」
亀村の方に向き挨拶をする。亀村は頬を赤らめながら
「ありがとうございます。えっ…と、お隣の方は?」
紹介してなかったな
「俺の恋人の城田マナさん。」
「初めまして、城田マナです。今回はおめでとうございます。」
「あ、ありがとうございます…」
亀村は何か言いたそうだった。
「優一?マナちゃん?」
振り返ると樹と雪音が並んで立っている。
「さきについてたんだ」
と樹。
「亀村さん!おめでとう!あたしたちより先に結婚するなんて!驚きだわ!」
興奮しながら言う雪音。
「亀村さん、結婚おめでとう」
樹は落ち着いて挨拶をした。
それから、パーティーはゆっくりと幕を開いた…
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