キミの隣は特別席Ⅱ


「倒れたって聞いて!すっごく心配したんだからね!」

アンナさんは優一の手を握って言った。
優一はそっと握られた手をほどいた。

「アンナ、紹介しておくな…俺の恋人の城田マナだ」

「恋人?冗談でしょ?」

アンナさんがあたしを睨んできた。

もしかしてのアンナさん自分が優一の彼女だよって思ってる?

「こんなとき冗談なんて言わないよ。」

優一が淡々と言う。

「あたし…お父様に…」

アンナさんの真っ赤な唇が震えだした。

やっぱり…




「はじめまして、アンナさん」

握手を求めて手を出すと…





バシッ






.