キミの隣は特別席Ⅱ

マナside



ガタッ!!



後ろを振り返ると、優一が倒れていた。


「優一!?」

急いで優一に近づいた。優一の顔を見るとほんのり赤く、汗がにじみ出ていた。

「顔を熱い!熱?」


雪音ちゃんと松堂が戻って来た。

「どうしたの!?」

雪音ちゃんが優一を見て、声を上げた。

「熱で倒れたみたい…」

「今から病院に行こう!この近くに知り合いの病院があるから」

松堂が優一を背負って家を出た。




「たぶん疲れがたまってたんだろう…」

運転をしながら松堂が言った。

慣れないことするからだよね…口に食べ物が合わないのかな?少し痩せたような気がする…

優一の頭を撫でながら思った。







10分程、車で走った所に大きな病院があった。出入り口に車を止めると、病院から医者たちが出てきた。

松堂が英語で医者たちと話しだした。

「さっき電話で言った通りだよ。」

「わかりました。診察室に運びます。」

「春沢会長たちには俺から連絡するから、さっさと運んで」

「オーケー」

医者や看護師たちに優一は運ばれていった。




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