「かえりました!」
先に樹が入った。
「お帰り!!」
雪音が奥から出てきた。
「久しぶりだな?」
樹の後ろから顔を出すと、雪音は驚いた顔をしてすぐに怒った顔をした。
「何しに来たのかしら?」
「マナに会わせて欲しい。」
「あたしたちがアメリカに来た日、一緒にいた女の人誰?」
雪音に質問された。
あぁ、アンナのことか…
「あれは、アンナ・ブラウンだよ。聞いたことあるだろ?あいつの父親が大手のお菓子メーカーの」
「聞いたことあるわ」
雪音は納得したみたいだ
「それよりマナは?」
「リビングにいるよ。」
雪音に言われ、リビングに行った。
ソファーに腰掛けているマナが見えた。
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