キミの隣は特別席Ⅱ

寝ないで、俺はマナの行方を捜した。

まだ、アメリカにいるのは確かだった。


「よっ!」

「わぁ!?樹!」

カフェでコーヒーを飲んでいると後ろから声を掛けられた。

「久しぶり!優輝兄さんから聞いたよ」

「それよりマナは?」

どこにいるんだよ!!

「知りたい?」

じらすなよ!こいつこんな性格だっけ?

「今はここから車で30分の所にある俺の別荘。雪音と一緒にいるよ」

「会ってもいいか?」

「俺は別にかまわないと思ってるけど?」



それから車に乗って別荘に向かった。



やっとマナに会える…







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