キミの隣は特別席Ⅱ



食べ終わり、アンナも話終わったのか少し静かになった。



「そろそろ出る?」

「そうだな…」

俺が支払いをして、レストランから出た。



これからまた、仕事に戻るか…明後日使う資料作っておくか…


そんなことを考えながら、手を挙げてタクシーを止めた。

「おやすみ、アンナ」

「お休みなさい!明日も誘っていいかしら?」

アンナがタクシーに乗り込み言った。

「明日、明後日は重要な会議があるから、無理だな」

「そうなの?残念…」

「じゃあな、お休み」

そう言い、タクシーのドアを閉めた。数秒後、タクシーが動き出した。











「優一!!!」





久しぶりに日本語の発音で呼ばれた…

顔をあげると、そこには…







.