「あたしも…優一と居たいです。」
かすかにそう聞こえた。
「マナ、来年の春に家族になろう。」
「うん…」
最初に考えていた言葉とは違う言葉がどんどんあふれだしてくる…
「これで涙ふけよ。泣きすぎだ…」
ハンカチをマナに渡した。丁寧に涙を拭き取った。
「お腹すいただろう?ご飯食べようか?」
「うん!」
予約していたコースをマナとゆっくり話しながら食べた。
ちょっとお酒飲んだから、今日はこのホテルで泊まる。
そのこともマナに言うとまた驚いた。そして、ちょっと聞いてないと怒った。
言ってないからな…
予約している部屋はスイートルーム。
この日の夜は…今までにないぐらい
お互いを感じた…
甘い息に…
あたたかさに…
「ねぇ…優一。」
ちょっと眠そうに声をかけてきた。
「ん?」
「子ども何人欲しい?」
恥ずかしそうに聞いてくる。
「そうだなぁ…2,3人かな」
「じゃあ…男の子?女の子?」
「どっちも欲しい。」
そう答えると何も返事が返ってこなくなった。
隣からは静かに寝息が聞こえた…
幸せな家族になろうな…マナ
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