マナside


「優一遅い!」

折角のお祝いパーティーなのに!!


もうすでに優一以外のメンバーがそろっていた。



「おめでとう!絢ちゃん!」

と雪音ちゃんが絢にプレゼントを渡している。

「ありがとう!雪音ちゃん」



「順調に行けば1月ごろが予定日?」

と松堂が尋ねている。

「うん、そうだよ!涼ちゃん似の男の子がいい」

「なんで俺似なんだよ?絢似の女の子がいいな」

と涼先が嬉しそうに言った。




お祝いが終わりに差し掛かった時

「遅れすまん!」

息を切らせながら優一が入ってきた。

「遅かったな?」

と松堂が優一に水を渡した。

「新しい企画を進めてるから…その手伝いでな…」



「お祝い事があるのに断れなかったの?」

と優一に怒りぎみに聞いてみた。

「あぁ…ちょっと遅れているらしいから…」

なんで仕事ばっかりとるのよ!!


「マナちゃん、落ち着いて!」

雪音ちゃんに止められた。

「最近ずっと仕事でさ…」

やばい…いままで我慢してきたのが…

「ごめん、マナ」



「ごめん先に帰るね?」

そう言って、店を出た。






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