あいの手紙





昨日からこんなのばっかり。



心臓が持たないけど、ホントは嬉しくてしょうがない。





好きな人をこんなに近くで感じることができる。



幸せいっぱいに決まってるじゃん。






私は午後の暖かい日差しの中、幸せに浸かっていた。









「…あのさ、もう一回聞いていい?」





幸せのBGMのように大好きな彼の声がそっと耳に届く。




「うん、いいよ?」




夢見心地な私はなんだか気持ちもリラックスしきったようで、すっごく
落ち着いている。






「…ゆうは、俺のこと好きなんだよね?」




!!?


思わず、衝撃で噴き出してしまうところだった。





そんな、改まって聞かれるとなんだか照れすぎて…



「…顔、真っ赤・・・
ってことはそうなんだ。」




「~ッわかってるなら、聞かないでよっ!」


一人合点している彼に、照れ隠しだけど、怒ってるそぶりをみせてみる。


けど、




「確かめてみたかっただけ!」




なんて一人楽しそうにしていらっしゃる。