一通り説明し終えた涼はわかった?と聞きながら私を膝の上へ乗せようとする。
「そ、それはわかったけど、この体勢は恥ずかしいから!」
逃れようとする私をキュッと自分に引き寄せて決して離そうとはしない涼。
「ちょっ、りょーっ!」
「いいじゃん。今までおあずけくらってた分。」
私を抱えるように抱き直すと、首筋にちゅっと唇を落とした。
「ひゃっ!なにするっ」
「んー?もう何にも二人の間には問題がないわけでしょ?って言ったら、やることはひとつ…」
「やあぁー!!!待ってって!」
ぐいっと涼のあごを押さえ付けていた。
「なに、この手。」
「だって、まだ聞いてないことあるもん!」
少し不満げに、だけど涼は素直に私に耳を傾けてくれた。
「聞きたいことって?」
「えーっと…
なんで私の大学来たこと言ってくれなかったの?」
「…え゛」
そう。気になってしょうがなかったんだもん!
なんでもないってことは分かってたけど、わかってるけど…!!
「…なにその反応。」
あからさまにまずいといった顔をした涼に疑念が浮かぶ。

