ぼくは、そのことをきいて、なくのをやめたんだ。 ジムニーは、しあわせなんだなあ、とわかったから。 それに、ないているところをジムニーにみられたくなかったから。 ぼくがないていると、ジムニーもかなしくなるとおもったから。 ぼくはそれからはなかなかったんだ。 かなしかったけど、 おわかれはつらいけど、 なかなかったんだ。