「そう、ここに。

チムニーとジムニーのこころは、あなたがおもいつづけるかぎり、ここにある。」


ママは、またぎゅっとぼくをだきしめたんだ。







ぼくはりょうてで、めをこすって、




「ジムニー、チムニーがきて、しあわせだよね?

チムニー、ジムニーにあえてしあわせだよね?

だったら、ぼくもしあわせ!」


そういって、にっこりわらったんだ。




そしたら、ママはなみだをながしながら、
またぼくをだきしめたんだ。










ジムニー、チムニー、しあわせにね。


ぼくは、めをとじて、いのったんだ。