「あの、夢かと思いまして…」 「夢なわけ無いだろ。」 そう言って、ガクさんがあたしを、抱きしめた。 「キャッ…」 「あの歌は、麻優ちゃんに贈った歌っただからね。」 耳元でそう言われてあたしは涙がまた溢れ出た。 「愛の華の、続きを二人で作ろ。」 あたしは、頷いた。