「あのね、瑞穂ちゃん…」 STARのチケットを掲げて眺めている瑞穂ちゃんにあたしは、話かける。 「ん…、何??」 「相談事なんだけど…」 「うん。」 「あたしね、ある男の人にドキドキしてんの。怖いと思ってた人なんだけど、実際は、面白くって優しいの。この気持ち、なんだけど思う??」