夕方

「ただいま」

静まり返った家だとわかっていても、声をかける癖がいつの間にかついてしまったみたい。

乱雑に散らばった脱ぎ捨てられた母さんの洋服が山なりに、ソファーやベットにいたるところに積み重なっている。


着もしない派手な洋服ばかり・・



足の踏み場もないぐらい汚い部屋。





年中布団がある万年布団。





こんな生活からいつも、逃れたくて




あたしは・・


この家にはあまり、いないようにしているんだ。