白と黒。。。後編。



『あれ…?逃げないの?』



一人の男が好江の肩に手を回し耳元で囁いた



『抵抗してくれないと面白くないじゃん!』



もう一人の男も好江に近づき声を掛けた



しかし好江が言葉を返す事はなかった



返したくても返せなかったのだ



まさに蛇に睨まれた蛙とはこの事だった



『震えちゃって可愛いね!俺そうゆう子…メチャクチャにするのが好きなんだ!』



そう言って男が好江の髪を掴んだ



『い…痛い…』



『お!やっと声が聞けた!しっかり楽しませろよ』



そのまま好江は非常階段に引きずられて行った




………