『あれ…?逃げないの?』 一人の男が好江の肩に手を回し耳元で囁いた 『抵抗してくれないと面白くないじゃん!』 もう一人の男も好江に近づき声を掛けた しかし好江が言葉を返す事はなかった 返したくても返せなかったのだ まさに蛇に睨まれた蛙とはこの事だった 『震えちゃって可愛いね!俺そうゆう子…メチャクチャにするのが好きなんだ!』 そう言って男が好江の髪を掴んだ 『い…痛い…』 『お!やっと声が聞けた!しっかり楽しませろよ』 そのまま好江は非常階段に引きずられて行った ………