『ちょっと待てよ。帰れってお前…こんな所に女だけでいて何かあっても知らねえぞ!』 裕也が心配そうに言った 『良いから帰れって!』 もう雫は聞く耳を持たなかった 心配そうに香織も見守る 『解ったよ。マジで知らねえからな…』 裕也達は分からず屋の雫に苛立ちながら席を立ち上がった 『ちょ…雫さん…まずいですよ!』 香織が裕也達を止める 確かに今まで堂々とサイドボールに来れていたのは夜蝶に気に入られている裕也がいたからだった ………