『じゃあ…始めましょ…』 絢香はぎこちなく怯えた口調で言った そして一人の男と狭い脇道へと姿を消した 残された雫が心配そうに見守る中、隣では順番を決めるジャンケンが始められていた その数分後 呼吸を乱した絢香が姿を現した 服を乱し髪型も崩れている その姿に男達の興奮が更に高まった 『次俺だから!』 絢香は返事をするでもなく、その男とまた脇道へと消えて行った ………