数秒、沈黙が続いた後 香織はワントーン高い声で言った (合格!やっぱそうだよな!威張って生きなきゃ楽しくないよ) 『は…はぁ…。』 予想だにしない明るい声に好江は戸惑った (じゃあ今日の3時にアポロに来れる?) アポロとは北中と南中の境にある古びた喫茶店の事だった いつも雫達のグループがたまり場にしており南中の生徒は決して近づかない場所だ 好江は絢香に視線を向け指示を仰いだ 絢香は右手で輪を作り『OK』と口を動かした 『はい。解りました!じゃあ3時に…』 そして電話は切られた ………